牡蠣の養殖に迫る

たくさんの竹とホタテ貝

桂島では、牡蠣の養殖が盛んに行われています。今回、牡蠣養殖の現場を見学させていただきました。モウソウダケと呼ばれる竹で組み、ホタテ貝を紐に連ならせ、竹に吊るしています。
実は、このホタテ貝の中には牡蠣の赤ちゃんがいます! 牡蠣の赤ちゃんは物にくっつく習性があるので、このようにホタテ貝を利用して牡蠣の赤ちゃんを育てているのです。

さらに接近。牡蠣の赤ちゃんわかるかな?

見学中、実際に一連のホタテ貝を引き上げてくれました。間近で観察してみると、貝がらに小さな貝のようなものが、幾つかくっついています。これが牡蠣の赤ちゃんです。
少しピントがぼけていて見にくいかもしれませんが……おわかりいただけたでしょうか? こうして牡蠣は成長していくんですね!
牡蠣漁師さんは、この牡蠣の赤ちゃん達が自然の中ですくすくと育っていけるように、環境を作ってあげることが仕事だそうです。牡蠣のことをよく考える、素晴らしい方々です!